体からの汚れ

体の中から来る汚れの一つにタンパク質、脂質、カルシウムがあります。この中のタンパク質は、もともと眼に悪いものではなかったのですが、コンタクトをつけているうちに、外の空気にふれることで酸化してしまったり、乾燥することで固まってしまったり、紫外線や体温の影響を受けることで変性タンパク質へと変質してしまったりします。この変性タンパク質を放っておくと、装着時に違和感があったりレンズがくもったりするばかりか、角膜が傷ついたり、結膜炎の原因となったりといったことも考えられるのです。

脂質の汚れとは、油分を含んだ汚れのことで、体内から分泌される脂質と、化粧品など外から付着した油分が混じり合い、レンズの表と裏に薄い膜を張るような状態で付着します。これは、視界の曇りや装用感の悪化の原因となります。そして、視界の涙の中に含まれる塩分の小さな硬い成分がカルシウムであり、他の汚れと混じりレンズに付着します。カルシウムがソフトコンタクトレンズに付着してしまった場合には、この汚れをきれいに落とすことは困難になります。

無理に汚れを落とそうとしてしまえば、コンタクトレンズの表面に小さな穴が開いてしまいレンズが使えなくなってしまう恐れがあります。こうなってしまった場合には、レンズを変えることをお勧めします。